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「雲仙お山の情報館」
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温泉山(雲仙島原半島)史跡 ★自ら興味を持ち 観て読み 歴史を楽しもう !
** 春のミヤマキリシマ情報 **
雲仙のミヤマキリシマと自然保護について
ミヤマキリシマは,九州の固有種で火山地域の標高600m以上に生育し,九州の主な火山地域である雲仙・阿蘇山・霧島・九重山などに見ることができます。
一般に火山地域では,硫黄成分を含んだ火山ガスが噴出しており,地熱のため周辺は高温地帯となっています。そのような噴気現象が見られる地域を古来から山岳信仰が盛んだった日本では,仏教説話にある地獄と呼んでいました。
ミヤマキリシマは、ツツジ科の低木で葉と花は小さく枝先に2〜3の花をつけ、地元雲仙では「ウンゼンツツジ」と呼ばれ群落があります。温泉街近くの地獄歩道沿では4月下旬頃から咲き始め、宝原園地と池の原園地が5月上旬、仁田峠の妙見岳周辺が5月上旬〜中旬頃に、そして最後に見られるのが国見岳では5月中旬〜下旬に見事な群落が見られます。
温泉街地獄歩道
宝原園地
登山マップ
池の原園地
仁田峠
ミヤマキリシマの保護の歴史は,江戸時代の元禄6年(1693)に島原藩主(松平忠房)は、当時は温泉とかいて「うんぜん」と呼ばれていた雲仙に山番を置いて、殺生禁止・樹木伐採・ミヤマキリシマ盗掘を禁止する禁制札を立てていました。安永4年(1775)には、山留役を置いて自然保護を強化しました。山留役とは、現在の環境省の国立公園保護官に相当する役職でした。明治・大正期には、多くの外国人が避暑地として雲仙を訪、明治44年(1911)には、日本で最初の県営公園に、そして昭和3年(1928)年には「池の原ミヤマキリシマ群落」他4ヶ所が国の天然記念物に指定されました。
☆ 現在の保護活動について(雲仙を美しくする会)
雲仙を美しくする会は、日本で最初の国立公園となった「雲仙」を雲仙住民によって、さらに美しい雲仙にしようとする目的で昭和40年に発足されました。雲仙の全住民が会員となり、自然環境保全活動や美化活動などを実施しています。ミヤマキリシマ保護活動として、池の原のミヤマキリシマ群落の保護・育成を推進するため、毎年秋季にミヤマキリシマ群落地のミヤマキリシマ直下周辺の下草刈りと、ミヤマキリシマに巻き付いたつる類の削除、刈り取った草の運び出し作業を実施しています。
国見岳